ごあいさつ
ごあいさつ
『茨城大学の研究成果を社会に結実させ、世界へ発信するために』

 社会の急激な変化に伴って、新しい知的価値を生みだす大学の研究に大きな期待が寄せられています。茨城大学は、これまでも、東海村にある世界有数の研究施設J-PARCを用いた物質科学研究や気候変動、バイオエネルギー、震災・原発事故からの復興など幅広い分野の研究を行ってきました。現下の社会からの期待に応えるため、その実績を飛躍的に伸ばして、社会の活力の維持と持続的な地域づくり、国民の文化向上に貢献する研究成果を発信していきたいと願っています。
 その一方で、現在の大学では、様々な業務の増加によって、大学教員が教育・研究に使う時間が少なくなっています。こうした状況を打開するためには、研究支援体制の充実が不可欠ですが、その鍵となるのが、競争的研究資金や研究動向など外部の研究情報と大学の研究者をつなぐ研究支援人材(リサーチ・アドミニストレーター:URA)の配置です。
 本学では、群馬大学、宇都宮大学とともに平成26年度文部科学省「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業」に採択されたことを受け、平成27年3月より、大学戦略・IR室内にURAオフィスを発足させました。本学のURAは、競争的資金に関する情報提供、科研費の申請書作成支援、共同研究や異分野融合テーマのコーディネート、全学的な研究戦略立案支援等を行う重要な役割を担っています。また、社会連携センターに所属する産学連携コーディネータや地 (知) の拠点整備事業(COC事業)コーディネータ、国際戦略コーディネータらと有機的に連携することで、研究者に対する多層的な支援を行うことも期待されています。
 こうしたURAの活躍によって、国際的な研究成果を発信し続け、また、研究成果を地域産業や自治体の政策などに結実させて行く大学となることを目指し、本学がさらに発展することを強く期待しています。


平成27年11月

茨城大学長
三村 信男


組織図
URA組織図

※「多能工型」研究支援人材育成コンソーシアムとは平成26年度に文部科学省の科学技術人材育成費補助事業に採択された事業の一つです。本コンソーシアムは群馬大学、宇都宮大学、茨城大学から構成されており、埼玉大学が連携大学として参加しています。

「多能工型」研究支援人材育成コンソーシアムに関して 
→ http://www.ccr.gunma-u.ac.jp/kenshien/index.html